【感想】ストレングス・ファインダー2.0を受けてみて

読書感想

皆さんはストレングス・ファインダーというものをご存じでしょうか?

簡単に言うと「自己分析」に活用するツールです。

「自己分析」というと有名なのがエニアグラム

エニアグラムは質問に答えていくと9つのパターンのうち自分に1番近い1つのパターンが導き出されるというもの。

9つしかないのにそんなの当たるのかな~と思うなかれ!意外と当たります。

ストレングス・ファインダーも同様に多くの質問に直感で答えていきます。

すると自分が普段の生活・行動で意識している資質が分かるというもので、種類は全部で34種類あります。

その中で一番強く意識しているであろう資質から順番に分かるというもの。

34種類の資質は大きく4つのグループに分かれます。

戦略的思考資質が上位を占める人もいればバランスよくそれぞれの資質を持っている人もいます。

 

  

なんとなく自分はこれが得意かな~
あれは苦手だな~
と思っていたことが言語化されるのはなんかスッキリします。

得意、不得意以外にも何か決定する際の判断基準も分かります。

自分はこんなことを判断基準にしているんだな~と分かり面白かったです。

結果が分かって強みをより強化するもよし、苦手なことを意識して強みに変えるもよし。

みなさんは「短所長所になる!」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?

これは短所はいつも短所なのではなく状況によっては長所になるというもの。

例えば、自分は神経質で細かいことを気にしすぎるのが嫌だ(短所)と思っている人も
ミスが絶対に許されない仕事だとそれは完全に長所になります。

逆に、自分はいつもハキハキ大きな声で話せます!これが長所です!と言っている人も
空気も読めず場所も関係なく話しているとっせいわ!となります。 

つまり

前提条件によって
長所不利
短所有利
にもなることがあります。 

私は会社で受けたのですが、社員みんなの特性を知ることであの人は「戦略的思考」に強みがあるんだなでも、「実行力」は弱い。

じゃあ、「実行力」が強い人と一緒に仕事をしてもらったらうまくいくかも!
という感じでチームを作る際に活用されています。

今の時代は情報が膨大で、流れも速いので少し前まで最新だった情報がすぐに古くなる。
そんな時代に苦手を克服するのは得策ではない。

そんなことをする時間があるなら
「得意」をより強化して、「苦手」を回避する
「苦手」は「苦手」が得意な人にお願いする。

そうすることで一人一人が
最速で何かに特化した人間になる。

それが会社として強くなる1つの方法だと思います。

自分の強みを知ることは自信につながります。
相手の弱みを知ることはやさしさにつながります。

人間関係の円滑な構築にも大いに役立つと思うので
ぜひ試してみてはいかがでしょうか?

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