販売所と取引所の違いを理解しよう!

仮想通貨

CoincheckGMOコインなどで口座開設をしたら必ず押させておくべきこと。

それは販売所と取引所の違いをしっかり理解すること。

  

初心者の方は販売所が安心!

販売所を使いましょう!

という紹介もありますが、

無駄に損をしないためにも、ぜひ取引所を使ってください!

下記に販売所と取引所がどういうものなのか?

それぞれ分かりやすく解説してます。

  

販売所取引所にはそれぞれメリットデメリットがあります。

それらを理解したうえで、賢く仮想通貨を売買しましょう!

  

販売所とは?

販売所とは口座開設をした会社と仮想通貨を売買するイメージです。

会社が販売するので基本的にいつでも売買できます。

【購入時のイメージ】

  

【売却時のイメージ】

このように会社が相場よりも高い金額で売る、

安い金額で買うような仕組みが販売所です。

いつでも売買できるのはありがたいですが、

その分、相場よりも若干異なる金額で売買することになります。

  

この現在の相場と販売所が提示する金額の差をスプレッドと言います。

このスプレッドが販売所の利益になります。

スプレッドの幅については販売所によって異なります。

取引所とは?

取引所とは売りたい人、買いたい人が集まった場所をイメージしてください。

当然、売りたい人が全然いない、買いたい人が全然いない、といったように人気がないと取引ができません。

【売買時のイメージ】

上記の場合、1BTCを5,100,000で買いたい人と売りたい人が一致したので、そこで売買が成立しました。

売りたい人と買いたい人の金額が拮抗するあたりが相場になります。

この場合、ほかに1BTCを6,000,000で売りたいと言っている人がいますが、
2番目に買いたい人で一番高い金額を提示しているのが5,000,000なので当然売買は成立しません。

その場合、売りたい人が価格を下げて提示するか、買いたい人が価格を上げて提示して、
一致するように調整しないと永遠に売買が成立しません。

このように
いくらで売りたい!
いくらで買いたい!
と提示して取引を行うことを指値取引と言います。

取引所にはもう一つ取引方法があります。それは成行取引です。

先ほどは売買時に自分で金額を決めていましたが、

なりゆきで決める」、というのが成行取引です。

これは金額を提示せず、

その時の相場ぐらいの金額でいいので売買する、というものです。

なので売買が成立するまで実際にいくらで取引されたか分かりません。

そのかわり、指値取引よりも成行取引の方が優先されるというメリットがあります。

割り込み上等!!

取引所では以下のような表が出てきます。

これは売りたい人の最安値が2,606,999であることを示し、
買いたい人の最高値が2,605,840であることを示しています。

そして相場としては2,606,879であることを示しています。

この数値は刻一刻と変化します。

また、真ん中の数値の両端を見ると売りたい人、買いたい人の数量も確認できます。

簡単にいうと、オークションのようなもので、

売りたい!と言った人の金額で、
買いたい!と言った人がいたら取引成立!!
といったようなものです。

これで見ると、2,500,000で買いたい!と手を挙げても、
それよりも上の価格で買ってもいい!という人がいるのでなかなか自分の番が回ってきません。

このように自分の買いたい(売りたい)価格で売買できない可能性がある
というデメリットもあります。

販売所と取引所のまとめ

以下に販売所と取引所のメリット・デメリットをまとめました!

これらから分かる通り、販売所のメリットは取引所の指値・成行取引をうまく使うことでカバーできます。

今すぐに売買したい!という場合や、
販売所でしか取り扱っていない通貨を買うとき以外は、
取引所の指値・成行取引をうまく使って売買した方が良いと言えます。

コメント